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e元素の格安ロープロファイルメカニカルキーボードを購入しました。
キー数:87キー TKLサイズキーボード
配列:英語配列
接続方式:有線(USB Type-C 取り外し可能)
キースイッチ:Outemu ロープロファイル青軸/ロープロファイル赤軸/ロープロファイル茶軸
同梱品:キーボード本体、ケーブル(USB Type-C)、取扱説明書
備考:RGBバックライト搭載、ホットスワップ対応
「e元素」とは
「e元素」と聞いてパッと思いついたあなた、同じ沼の住人です。仲良くしてください。
「e元素」とは、格安のメカニカルキーボードを販売している、中国メーカーのブランド名ですね。
Amazonで同じく格安メカニカルキーボードを販売している「REDRAGON」も、同じメーカーのブランドのようです。
e元素のキーボードは、メカニカルなのに3,000円台という驚きの安さで販売されています。しかも多くのモデルがホットスワップ対応。
勿論、安いからといって使えないわけでは決してありませんよ。
現に今回購入したK-630も、品質はしっかりしています。
安いので、キースイッチの特性を確かめるために買うも良し。使い心地も悪くないので、そのまま普段使いするも良し。
e元素のメカニカルキーボード、コスパに優れてなかなか使い勝手良いです。
e元素、なぜ安い
e元素、特徴は何と言っても安い点ですね。
なぜ安いのか、その理由としては以下の2点が思い付きます。
それから、筐体もよくある中華製メカニカルキーボードとして出回っているものと同じ感じです。
全体的にプラスチック製で、バックライトも「可もなく不可もなく」といった印象。
キースイッチと接続方式について、見てみましょう。
Outemu製キースイッチ
Outemuキースイッチは、Cherry MXの互換軸です。
GateronやKailhと同様の中華製キースイッチですが、このOutemu、押下圧にクセがあります。
Cherry MXキースイッチや他の互換軸は、「リニア」赤軸の押下圧が45g。黒軸が60gです。
ところがOutemuの赤軸は、押下圧60g。一般的な黒軸と同じ押下圧なのです。Outemu黒軸に至っては何と押下圧80g。修行かよ。
キースイッチの特徴については、先日まとめた一覧表があります。そちらもご覧いただけると嬉しいです。
他の赤軸と同じ気持ちで打鍵すると、重さに驚くと思います。
「45gと60gって、どのくらい実感できるのかな?」と考えていた私ですら、キーを押した瞬間「重っ」と感じてしまいました。
私が調べた限り、e元素が採用しているキースイッチはOutemu製でした。
クリッキー(青軸)やタクタイル(茶軸)は、他の互換軸と目立った違いがないものの、リニア(赤軸/黒軸)の購入を考えている人は注意が必要です。
「タイピングしながら指の力を鍛えるのじゃ」みたいなストイックな思考でもない限り、押下圧は軽いものを選んだ方が無難だと思いますよ。
有線接続
e元素のキーボードは「有線接続」オンリーです。
デスクトップPCや、同じ環境でキーボードを使う方ならば、有線接続は気にならないでしょう。むしろバッテリー管理などが必要ないのでメリットになります。
私の場合、最初はそんなに気にしていなかったのですが、たまに配線が煩わしいときがあります。スマホに接続できない点も地味に不便。
ただ、無線接続不可ですが、K-630はケーブルの取り外しができるため、持ち運びには便利ですね。USB Type-Cな点も良いところ。端子が壊れないか心配ではありますが。
個人的に、無線接続は電池式の方が良いと思います。
バッテリーへたらないし、いちいちケーブル抜き差しして充電する必要ありませんし。
まぁその辺は好みの問題もありますよね。
e元素 K-630 レビュー
e元素 K-630を実際に使ってみての感想。
ひとことで言えば、「満足」です。
今回購入したK-630は、Outemuキースイッチ「赤軸」、押下圧は60g。
先日購入した、「WENRUI RK61」との比較も兼ねて選びました。
WENRUI RK61の記事はこちら。
比較したかった点は、以下の2つです。
押下圧
押下圧60gは、正直自分には「重い」と感じました。
一般的には、押下圧は軽い方が疲労感は少ないと言われています。
今回、押下圧60gのK-630を使ってみて、その意見は間違っていないと実感しました。
45gと60g、実際に打ち比べてみると、指に感じる負担はかなり違います。
60gは打った瞬間に「重っ」と感じるくらい。直感的に、長時間打つと疲れてくるだろうな、という印象を受けます。
K-630はロープロファイルなので、キートップによる微妙な差も、体感に含まれるのでしょう。同じ押下圧でも、ロープロファイルのメカニカルキーボードは、打鍵感が重く感じると言われています。キートップが薄くて重量が少ないからですかね。
ただ、押下圧が重いのにはメリットもあります。
力が必要な分、底打ちが抑えられて、打鍵音が小さくなるのです。ロープロファイルなため、無意識に撫で打ちになる点も影響するのでしょう。
キーストローク
先日、WENRUI RK61を使用した際、「キーストロークの長さが疲労感に影響するのでは」と感じました。
押下圧が疲労感に影響を与えるのは、前述の通り。
メカニカルキーボードのもう一つの特徴は、「キーストロークの深さ」が挙げられます。
キーストロークが深いと、指を押し込む距離、戻す距離が長くなる。つまり、その分「指に負担がかかる」と思うのです。
キーストロークが疲労感に与える影響を確かめるためにも、ロープロファイルのK-630を購入ました。
結果としては、やはりキーストロークは短い方が良い。パンタグラフのような感覚でサササッと打てるため、体感の疲労度は軽減されます。
まぁ押下圧もキーストロークも、個人の好みが大きく反映される部分です。
「軽すぎると誤打が増える」、「打った気がしない」といった人は、クリッキーやタクタイルのメカニカルキーボードを選んでください。
ただ私は、疲労感や使いやすさを考えると、「押下圧が軽い」かつ、キーストロークの短い「ロープロファイル」が良いと感じたわけです。
e元素 K-630 まとめ
e元素 K-630は、格安のロープロファイルメカニカルキーボードとしておすすめです。
キー数:87キー TKLサイズキーボード
配列:英語配列
接続方式:有線(USB Type-C 取り外し可能)
キースイッチ:Outemu ロープロファイル青軸/ロープロファイル赤軸/ロープロファイル茶軸
同梱品:キーボード本体、ケーブル(USB Type-C)、取扱説明書
備考:RGBバックライト搭載、ホットスワップ対応
中国のゲーミングキーボードブランドが販売しており、3,000円台という安い価格で購入できます。
有名メーカーのロープロファイルメカニカルは10,000円以上しますからね。最高峰になると30,000円とかします。
「ロープロファイルのメカニカルキーボードってどんな感じ?」と思っている方、試しに買ってみると良いですよ。汎用性の高いTKLサイズで品質も悪くないので、普段使いにも持ってこいです。
e元素 K630とWENRUI RK61を使用してみて、自分の好みがわかってきました。
個人的に、「65%」「押下圧45g以下」「ロープロファイル」、これが自分にとっての最適解かなーと思っています。
なんて考えていたら、keychronから「K7」というドンピシャなキーボードが発売されるらしいじゃないですか。めっちゃ欲しい。
Enjoy a Similar Panda Switch Experience on an Ultra-Slim Mechanical Keyboard https://t.co/ncTJMAAiyN
7月13日発売のkeychron K7。
豊富なロープロファイルキースイッチから、自分好みのものを選べる。
リニア軸は押下圧40g。Cherry MX赤軸45gよりも軽い。
作動点はいずれも1.1mm。— ロカ⌨️HSP×WEBライター (@furfur0114) July 11, 2021
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